希望持つ少年

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世には昔、沢山の戦争という名の殺し合いが繰り返されていた。 同じような小競り合いが繰り返される中、ある時……神を巡る大きな大きな戦争が起こる。 名を神虐第1次大戦。 神を信仰する派と、神を殺し人間が1番とする派があり、この両派の大きな大きなぶつかりあいである。 ミズキは当時1歳だった、当時の村の名は神名村。 当時も小さな村であったが、村の住人は100人を超え賑わっていた。 村の名に神と言う名前がつく通り、神を崇拝する村である。 「神こそ我らを生み、自然をつくり大地を育むものである。」 力説し、こう言っているのは、トラスシファド・セツナ・ラビリス、ミズキの父親その人である。 銀髪の髪に鋭い眼光、そして村を団結させるカリスマ性があった。 そんなラビリスについてくる者も多く、まさに一致団結した村といえるであろう。 そんな神名村である、神虐大戦などと言う神を殺すという発想を、許せるはずもなかった。 ラビリスは村の先頭に立ち戦争に参加する。 だが村にも反対する者がいた。 トラスシファド・ゴウラ・パスタル トラスシファド・セツナ・レイル ミズキの実の母と爺である。 この二人は断固として反対をしていた。 戦争と言う殺し合いを止めさせるために他ならない。
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