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フリーザを出し抜き、不老不死になったザーボンは悟空の宇宙船でナメック星を脱出していた。
ザーボン「クソ、このままでは永遠の命があっても意味が無い。もっと戦闘力を増やさねばフリーザを倒すことは出来ない。あの醜い、醜悪な変身をせずにフリーザと同等かそれ以上の戦闘力が無ければ宇宙の支配者になれない。美しい私こそが真の宇宙の支配者であるべきなのだ。」
ザーボンは心の中でそう呟いて宇宙船の中を調べた。
「この宇宙船は重力を自由に変えられるのか、………特訓はここで行うとして、回復する装置がないな。一度惑星フリーザに行き、回復装置を付けさせればフリーザに知られずに実力を上げることができるな。
よし、一度惑星フリーザに行こう、ここから近い惑星フリーザは、たしかNo.47だな。惑星に着くまでにこの船の扱いに慣れておこう。」
ザーボンは手始めに20倍の重力を試した。
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