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「よし、ヤるわよ?」
何やら俺が微笑ましく見ていた女の子がとんでもない発言をした気がしたがきのせいだろう。
「言い方が間違ってたか?性交するのよ」
「……ちょっと前まで戦ってた相手だぞ?しかも謎だらけの」
命をかけて戦った相手に対して体を求めるのはどうかと思う。
そりゃあ、何でもするとか信用しろ的なのは言った気がするが……
「リンは私の使い魔。使い魔は主に忠実でないとダメよ。故に主の体のほてり……性欲は使い魔が解消しないといけないの」
待て、色々と間違ってるよな……梓とはキス以上はしていないぞ俺は……
「もし裏切る用なら……私も本気の本気での魔法で縛りあげて襲う事くらい造作もない。さぁ……どうする?」
まるでさっきのは本気じゃなかったと言いたげなイヴァ。
負け惜しみなのか本当なのかは勿論に分からない。
莫大な魔力量に魔眼。
魔王候補がこの程度でないとは確かに思う。
俺の魔眼が強くても……幻術の使い手でも……武術に自信があっても……恐らく勝てない。
イヴァには違和感があり過ぎる。力を封じている用な……そんな違和感。
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