プロローグ

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時間が経つのは早いもので俺達はもう大学生になっていた。 だが……ひとつだけ変わらない事があった。 そう!ハルヒの横暴である。 いや!変わらないというよりも、むしろ悪化していた。 「キョン!合コン行くわよ!」 「はあ⁉いきなり何を言い出すんだよ」 「今こそ!我がSOS団の ヒロインみくるちゃんのお婿さんを探すチャンスなのよ!」 「ふぇぇ⁉私ですかぁ」 「おい!ハルヒ 朝比奈さんの婿ぐらい自分で決めさせてやれよ」 「うるさいわね!あたしの目に狂いは無いんだからね!あんた達は黙っていればいいのよ!」 「お前なぁ!」 「なんだ古泉!」 「その辺で、これ以上涼宮さんの機嫌を損ねるとまた閉鎖空間が発生しかねません。ここはひとつ我慢して下さい。」 「……仕方ない」 こうして俺たちは半ば強引に合コンに行くことになった。
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