プロローグ

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窓から入り込む朝日… 鳥達のさえずり… 焼けたばかりのトーストの香り… いつも感じるような普通の朝を迎え俺は学校に行く。 たったそれだけ。 特に目立ったことなどなにもしない。 これからいつか面白いことをしようと思わない。 人と仲良くなったりしようとも思わない。 人からネクラなんて言われたって気にしたこともなかった。 これからだって普通に学校に行って特別なこともせずに普通に家に帰ってくる…そんななにも代わり映えのない1日を過ごす予定だった。 それが俺の求めていること、俺の日常。 なにも変わった事が起こるはずなんてなかった… なにも起こって欲しくなんて…
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