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だから僕はどうしょうもない気持ちの捌け口を腕に向けた。
何も知らない貴方。
まさかバレると思わなかった。
優しい貴方なら気づいてくれると思ったのに‥。
大きな勘違いだった。
「気持ち悪い」
一瞬頭がパニックになった。
気持ち悪い‥?
何故ですか。
息が苦しくなる。
心臓が張り裂けるぐらい鼓動が早まる。
苦しい‥貴方さえ認めてはくれない。
存在が薄れて行く。
空気より薄く・風船より軽い存在。
いらない存在‥。
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