日常

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アイカはシエナの隣の席に座ると休日の話をした 賑わい始める教室、アイカとシエナ以外の生徒たちも休日の話題で盛り上がっていた だが、その賑わいも大きな鐘の音と共に収まり先生が教室に入って来た 「皆さんはじめまして 今年から二年生を受け持つ事になった ミス、エンリッチです よろしく」 40代半ばぐらいの優しそうな先生だった 「アイカ良かったね 優しそうな先生だよ」 「うん」 「二年生で勉強する事はまず初めに使い魔の授業を行います。 明日は実際に使い魔を召喚して契約してもらいます」 「使い魔・・・」 (魔法もろくに使えない私に召喚なんて出来るのかな…) 不安な顔でうつむくアイカその隣ではシエナが目を輝かせていた 「ねぇ アイカ、凄い使い魔でたらいいね」 固まったまま動かないアイカ 「アイカ?」 「アイカってば!」 肩を掴み揺らしてみる 「何!?」 「何じゃないよ」
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