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「大丈夫？何か深刻そうな顔してたけど」
心配そうに見つめるシエナに笑顔で返す
「大丈夫、 ありがとう」
「ならいいけど」
「本当に大丈夫かしら？アイカさん下級魔法もろくに出来ないのに使い魔なんて契約できるはずが」
「ミケルネ！」
前の席に座っている金色の髪の女の子がからかうように言った
「・・・」
「アイカ気にしなくていいよ
ミケルネの言うことなんか」
心配そうに話しかけるシエナ。たが、そんな気持ちとは裏腹にアイカの口からは意外な言葉が出てきた。
「ありがとう！ミケルネさん
私絶対使い魔召喚してみせるね」
「はっ？アイカさんあなた何を・・」
意表をつく言葉に驚くミケルネ
そんなアイカに冷たく罵ろうとしたミケルネだが
無邪気な笑顔のアイカにミケルネは何も言えなくなってしまった
「せ せいぜい 頑張りなさい」
「はい！」
「くっ くくくはっははアイカって大物になるかもね」
「えっ何 どうしたの？シエナちゃん」
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