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黙って見ていた少女がアイカを睨み付ける
「一つ言ってよろしいでしょうか?」
「何、ユイ?」
「学校では話しかけないでくれませんか アイカ姉様」
「ユイ!何て事言うの」
「・・・この人と一緒にされたくありません」
「ユイ!!あなたはアイカの妹なのよ!」
睨み付けるリシア、それに負けじと睨み返すユイ
「いいんです リシア姉様!」
リシアを止めようとアイカが間に入り込む
「ですが」
「本当に私は大丈夫ですから」
「アイカ・・・・わかりました」
「ありがとうございます リシア姉様
ユイ迷惑かけてごめんね 学園では話し掛けないようにするから」
「・・・」
黙って外に向き直るユイその時一瞬ユイの表情が見えた。その顔は何だか悲しそうに見えた
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