Birth Zina

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―ずっとずっと― 「ジーナーっ!」 「うわわっ、帆乃香っ?!」 「今日、誕生日だったよな?ほんま、おめでとーっ」 「覚えててくれたの?ありがとーっ」 「忘れるわけないやんかっ」 帆乃香が私に突進してきて、突然のお祝いの言葉。 覚えててくれたことが、とーっても嬉しくて、私も笑顔が零れた。 チームは違っても、ずっとずっと隣で支えてくれた、ずっとずっと仲良くしてくれた、傍にいてくれた帆乃香。 今では友達を超えて、親友になって… 「もう帆乃香だいすきっ!」 「なんなん、いきなり。気持ち悪いなぁ」 「気持ち悪いって、ひどいよーっ」 「まあまあ。あ、これ、受け取ってや」 そう言って包み紙を差し出す帆乃香。プレゼントだってすぐわかる。 今すぐ開けて見たい!と思ってると、それが伝わったのか“早よ開けてや”だって。 お言葉に甘えて開けてみると… 「うわわわぁ」 「可愛いやろ?」 「うん、可愛いっ」 開けて入っていたものは、犬と猫が戯れているネックレスだった。 なんだか… 「帆乃香とジーナみたい」 「やっぱり?ウチもそう思ってコレに決めてん」 思うことは一緒だなぁ、なんて気持ちがほんわか暖かくなった。 ―ずっとずっと― (親友だよ、帆乃香) (当たり前やんか) ――――― あとがき 今日はジーナの誕生日♪ 最年少として入ってきたジーナはもう中学生になって天てれ歴も4年。 大きくなって、先輩とした成長が見られて、本当に嬉しいっ(*´艸`) ジーナ、誕生日おめでとーっ(∀) 〓2009/07/18〓
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