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遥の妊娠9ヶ月を過ぎていた。そして看護婦さんがでてきた。「元気な女の子ですよ」と教えた。女の子には「美波」と名付けられた。海の波のように美しく育ってほしいと言う願いが込められていたのだ。だが遥はある事を決意し。遥はまだ高校生だったうえに彼氏が多額の借金を残して夜逃げしてしまった為、美波を育てる事が出来なかったのだ。遥は決心した。「美波を高松の児童養護施設に預けよう」 そして次の日遥は美波をよろしくお願いしますと言い残しどこかに消えてしまった。それから3年後美波は幼稚園生になった。
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