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見た感じ、スーツ着てるし、普通のサラリーマン。年齢は30代後半辺りだろうか。
『食事、連れて行って頂けるんですか?』
少しでも時間を稼ぎたいし、脱ぎたくない。
『おぉ、いいよ!近くに美味しいラーメン屋があるから!そこ行こう!』
(ラーメンか……時間短縮だな……しかもネギ臭くなるの嫌だけど……しょうがない。)
ホテルから徒歩1~2分。
本当に近い。
話もそこそこに、早々に食事は終わる。
『さ、アユムくん。腹ごしらえも済んだし……行こうか。』
これで40分位は稼げた。
ホテルに着き、先にお金を受け取らなきゃいけないが、俺は客を信用してない。
先に受け取って、その金を盗まれたら意味が無い。最後に貰う主義だ。
『シャワー、一緒に浴びようよ。』
『あ、はい。俺、背中流します。』
客の体を洗いながら刺激する。
男のモノを掴み、ゆっくりねっとり洗う。
『ア…アユムくんはコレが好きなの?』
(好きな訳がねぇ。早くイッて欲しいだけだ。)
そう思いながらも
『うん……。だっておっきいんだもん。』
こんな嘘に自分自身が嫌になる。
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