九回目 夏だ海だ水着美少女だ!

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「……俺、何やってんだろ?」  課題をやってるんじゃないのか?。  果たして――和也は、傍目からするとツッコミを期待してるじゃないのかと真面目に思ってしまう様な台詞を口にしていた。 「大体、夏休みの初日から真面目に課題をするヤツなんかいるか?。  ――いないだろっ!」  和也は一人で勝手に―― 『うがぁぁっ!』  ――と叫び、頭を抱え込みながら独りツッコミを披露する。  ハッキリ言って痛かった。  ガラッ!  和也が一人で勝手に自爆気味の一人ツッコミを、壊れた人間風味にやらかしていた所で、自室の出入口となる戸が開いた。  開けたのは――。 「おはようございますわ~ん♪」
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