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見事和也の寝込みを襲い、野望完遂の日がやって来るのかどうかは不明だ。
……てか、そんな事したら強制非公開が先に到来しそうではあるが、
彼女の闘志はいつも胸の中で活字化出来ないぐらい色惚けチックな渦を、惜し気もなくグルグルと巻き散らかしているのであった。
そんな彼女は、今日も陽気に満面の笑顔を愛狂わしく作りながら和也の部屋にやって来た。
「和也さわ~ん♪、朝ご飯の準備とデザートの準備が出来ましたわん♪」
「――ん?、飯か」
ニコニコ笑顔で言う琴葉の言葉に、和也は軽く頷きを返して見せる。
そこから和也は温和に笑いながらも椅子から腰を浮かせて見せた。
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