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「……てぇと?」
「カツオブシは完全手作り、昆布は産地直送の天然モノを使用してますわん」
「――へぇ、そいつは美味そうだな」
ちょっぴり得意気に話す琴葉に、和也も期待混じりの台詞を返して見せた。
すると、琴葉も鼻高々と言わんばかりに胸を張り――。
「そして、朝食を終えた食後のデザートは、とれたて新鮮のピチピチ琴葉ちゃんが待ってますわん♪」
「――って、ちょっと待てぇぇいっ!」
――直後に和也のツッコミを食らった。
「……わぅ?」
琴葉はキョトとした顔。
「……いや『わぅ?』じゃなくて」
和也は自分の人差し指を眉間に当てながら毒突きを入れた。
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