九回目 夏だ海だ水着美少女だ!

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 間もなく、和也は間髪入れる事なく琴葉へと叫んで見せる。 「それの何処が『デザート』なんだよっ!」 「わぅ~♪。  とってもとってもとぉ~っても甘いからですわん♪」  甘いの意味が違った。 「……大体、準備する必要性がないだろ?」 「琴葉だって女の子ですわん。  やっぱり……そのぅ……心の準備が必要なのですわん」  ……まぁ、それもある意味で準備なのかも知れない。 「朝飯はフツーにメシだけで良い」 「ぎゃわんっ!。  そ、そんなぁ……。  ……琴葉は……琴葉は……。  精一杯、あーな事や、こーんな事をやっちゃう心の準備を――」 「のっけから強制非公開になるわっっ!」
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