柊也の正体

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「しゅ・・や・・く・・あっ」 澄麗は、柊也に身も心も支配されていくのを 感じていく----・・・・-----・・・・ もう逃げられない。 もう離れられない。 それでもいい・・・あたしは柊也が好き。 「澄麗・・・俺のこと好きか?」 「・・・聞かないで・・・」 「嫌いなのか・・・?」 「違う・・・恥ずかしいから・・・云えない」 その言葉を聞いた柊也は、澄麗を抱く腕に 力を込めていく・・・---・・・ 離したくない。 この温もり・・・軟らかい身体・・・澄麗の全てを。 そう。 俺は離しはしない。 柊也は自分に誓った。 「澄麗、俺だけを見ていてくれな?」 「・・・うん」 白い裸体を毛布で隠し、恥じらいながら澄麗は答えた。
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