第一章入部試験

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皆さんこんにちは。 屋上にいってサボってたら変な男に襲われたダストです。 そして目が覚めたら、おれは変な集団の集まりの中にいました。 まず、筋肉がっしりおれを襲った男。 変な宇宙人、またはソーセージに似た変な生き物。 物凄い殺気を放っている小さい少女。 そして、そんな中のほほんとした女性が空中浮遊をしている。 これは脳に異常があるに違いない! 「グンナル先輩!覚悟はできてますか!」 だって、今しゃべってる少女が刀を筋肉がっしり男に向けてるんだよ? ここは学園だよ? その事を考えたら、夢かおれの脳が異常かのどちらかさ 「留年したぐらいでうるさい奴だ。第一俺様が留年したおかげでこうやって部員が増えたではないか!」 「問答無用!!」 「俺様とやる気か!面白い!」 はい、これは夢じゃありません。 今おれの体に刀がかすりました。 少し血が出てます。 少し痛いです。 怖いです。 マジで怖いです。 助けてください。 一メートルも離れてない場所で少女の刀と男の機械剣がぶつかり合ってます。 訓練なんてレベルじゃない。 一撃一撃が的確に急所を狙って放たれている。その一撃必殺の刃が当たってしまいそうな位置に放置されてるおれ。 しかも何故かまた縛られてるよ? これが言わずとしれた死亡フラグってやつ? あ、今機械剣が頭にかすった… …… Help!Help! 誰かおれを助けて!? 冗談抜きに死ぬうぅっ!!!  
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