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とりあえず、何度か試し斬りを済ました俺はこの太刀という武器にある程度慣れた。
そして、ハンターライフ序盤で実に貴重な生肉をしっかりポポから削ぎ取ると。
今回の目的で標的のドスギアノスという新モンスターを探す事にした。
とりあえずは二人固まって探すのは効率が悪いと考えた俺は。友達と二手に別れ。獲物を探すことにした。
そして、数分後。
予想だにしていなかった事態が起こる。
別れて探索していた友達が。突然、激しい悲鳴を挙げたのだ!
「うぎゃあああーーーっ!!」
「どっ!どうした!?」
何だ何だと友達に声を掛けると、何やら友達は青い顔をして。ゆっくりとこちらに振り向くと。
「死んだ。てか、攻撃当たんね」
と、アイルーに運ばれ。乱雑に投げ捨てられる友達のハンターが映る画面を俺に見せた。
俺はそれを見て。ウッヒャッヒャッと大笑いすると。友達はそんな俺に、冷たく。『田中も多分死ぬよ』と呪いの言葉を吐いた。
自分が負けたのが悔しいからって。なんて縁起の悪い事を言うのかこの男は!?と、友達に思いながら。探索を続けていると。
ダチョウの様な歩き方をしたターゲットが、俺の前に姿を現したのだ!
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