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さあさあ反撃だ!
俺は直ぐに応急薬を飲み。体力を回復させ。ギャアギャアわめく白ランポスに斬りかかった。
お前なんぞ所詮はランポス系のモンスター。あの雪だるま光線(?)さえ交わしてしまえば、恐くもなんともないわ!!
そう意気込み。ブンブンッと太刀を振るう俺の攻撃は。まあ、ちょいちょい空振るが。ザクザクと白ランポスの身体を切り裂いていった。
しかし、ここであることに気付く。
どうもさっきから、長くて棒状の突起物が俺のキャラにビシビシと当たってくるのだ。
なんだなんだ?アフガニスタンからのテロ行為か?と、その突起物が放たれてくる方へ視線を向けると。
犯人は何やら身体をビカビカ光らし。右へ左へとせわしなく動いていた。
犯人は友達の放つ“連射矢”だった。
俺はすかさず『俺を射ってどうするよ!!』と、文句を言うと。奴は顔をムッと怒り顔に変えて、
「お前が俺の軌道上に居るのが悪い!!」
と、言い放った。
これには先ほどの借りもある俺は。『う…すいましぇん』と小声で誤り。なるべく友達の軌道上の前に立たないよう心がけた。
それから数分後。
これといった見せ場もなく。白ランポスはへなちょこコンビに美味しく狩られましたとさ。
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