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そして、その俺の声を聞いた友達は、
「お前が剣士なら俺はガンナーで行くよ!」
と、息を荒くし。“ハンターボウⅠ”を背負った。
なんか知らんが名前ですでに負けている太刀に、俺はなんとも言えない不安を感じながらも。俺達二人は集会所へと足を運んだ。
集会所は大変なリフォームをほどこされていました。
昔見たモンハンPの頃の集会所はインディアンな雰囲気だったのですが。2ndの舞台が雪山山頂の村だからなのか。暖炉で焚き火がゴウゴウと燃え上がり。どこか質素な雰囲気になっていた。
「………不況だもんな」
俺はそんな事をポツリ呟き。直ぐに気を取り直して。ギルドカウンターに向かった。
さて、俺達は揃ってハンターランク1のへなちょこコンビ。着ている服も防寒対策だけに心血を注いだ寒さしか防御しないひ弱なマフモフセット。
総合防御力は5。つまり、裸同然である。
こんな俺達に受け付けのお姉さんがリオレウスなんか任せてくれるわけもなく。
とりあえず、無難にドスギアノスから行けよと言われた。(ような気がした)
というわけで、多分名前からして“ランポス系”のモンスターであろう獲物を狩りに。俺達は意気揚々と出かけたのだ。
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