お別れの日

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店に着いたら、祖母が泣き顔で謝罪してきた。   『ゴメン…駄目だった…ゴメン…』 『ミヤ!!ミヤどこ!!』 店とは別の玄関口に居ると言われむかうと…             そこには冷たく強張ったミヤが居ました。   バスケットに寝かされた姿は凄く苦しそうに見えました。今さっきまで息があったとはとても思えないほど…冷たくて固くて…。     『ミヤ!ミヤっ!ミヤ…』  ……悔やみました。 本当に悔やみました。 何で、預けてしまったのか。何で、信用してしまったのか…。   ゴメンね…ミヤ…
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