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ワーウルフの姿に変えたフィアラスに転けそうになるもリアはすぐに突っ込む。
フィアラスは今気付いたと言うような表情をし魔力をワーウルフと同じぐらいになるように封印した。
フィアラス
「これならどうだ!」
馬鹿だと言うようにリアは小さくため息を吐くもリルは爆笑している。
額に青筋を立てながら今日はどうやって説教をしようか目を閉じて考えた。
すると、フィアラスの足元に魔法陣が浮かび上がったのでフィアラスは不思議そうに見れば次の瞬間フィアラスの姿はなかった。
リア
「貴方は魔王で………あれ?」
リル
「魔法陣が現れて魔王様消えちゃったよー」
説教をしようとリアが目を開けるも既にフィアラスの姿はなくお菓子を頬張りながらリルは簡単に告げる。
リア
「魔法陣? ……召喚の魔法陣!!」
ふと、リアが下を見れば消えかけてる魔法陣を見てビックリしたような表情をしたかと思えばすぐに大声を出した。
リル
「あー、魔王様は人間界に行っちゃったんだー」
魔法陣が消えた部屋ではリアの叫び声とリルの少しつまらなさそうな呟きが響いた。
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