二人っきりの夜

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「ずっと僕の傍にいるのは何故ですか?・・・・・僕が逃げ出さないように監視しているとか!?」 僕は身を起こし、閃いたように死神さんを見てみる。 「・・・・いや、一度下界に降りると指定された魂を狩るまでは戻る事が出来ない規定がありまして・・・」 うわ、死神さんの仕事って早とちりすると面倒だな。 「お疲れさまです」 なんとなく死神さんを気遣ってみた。 「ありがとうございます」 死神さんも返答をしてくれた。
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