黒い人

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はっきりとした場所は分かりませんが、母が道を間違えた時の話です。 私は助手席に座っていて、外を見ていました。 ふと前方に警備員さんが見えました。 その時の時刻は午前一時過ぎ。 おかしいですよね…。 私は嫌な予感がしました。 すれ違い様にその警備員を見ると、服以外は真っ黒で、明らかに人ではありません。 しかもかなり悪い霊だと直感で分かりました。 悪い物の時は鳥肌と寒気が教えてくれるのです。 それいらいその道は通っていません…
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