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「雪君、私は飽きたなー遊びに行きたいなー」
「ダメです。早く書き上げてください」
振り替えれば腕を組んだ、雪
チッ…脱走すら出来なそうだ
と
そこへ
【ドンドン!】
と
手荒な手付きで扉を叩く音
「柏木ですけどー!」
声が聞こえてくる
柏木時雨の声だ。
悪友であり悪友であり悪友でしかないただの腐れ縁…
そして…
アノ関係すら結んだ男
「今出るから待ってろ」
叫び万年筆をなげすて襖をあけようとすると
「僕が出ますよ」
綺麗な足掛けだった
雪の足がヒュッと私の足を薙ぐ…視界は反転した
たまにコイツの運動能力は人外に感じるが…聞いたら悪くて聞けないっ…ぁ…いたたた…
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