2:ANDER

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「雪君、私は飽きたなー遊びに行きたいなー」 「ダメです。早く書き上げてください」 振り替えれば腕を組んだ、雪 チッ…脱走すら出来なそうだ と そこへ 【ドンドン!】 と 手荒な手付きで扉を叩く音 「柏木ですけどー!」 声が聞こえてくる 柏木時雨の声だ。 悪友であり悪友であり悪友でしかないただの腐れ縁… そして… アノ関係すら結んだ男 「今出るから待ってろ」 叫び万年筆をなげすて襖をあけようとすると 「僕が出ますよ」 綺麗な足掛けだった 雪の足がヒュッと私の足を薙ぐ…視界は反転した たまにコイツの運動能力は人外に感じるが…聞いたら悪くて聞けないっ…ぁ…いたたた…
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