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俺は神田さんに一言お礼を言った。
『神田さん…いつも亜衣のことを可愛がってもらってありがとうございます』
神田さんは優しく微笑みかけ
「気にすることじゃないわ。私がもし、如月さんの立場なら…」
『神田さん…俺には亜衣がいるから、亜衣と一緒に希望が持てるんですよ。』
もし亜衣がいなかったら…
きっとあの頃の俺に戻っていただろ…
「そうね…亜衣ちゃんの為にも諦めちゃだめよ。」
神田さんはいつも俺達二人を励ましてくれている。
神田さんには感謝しても感謝しきれないくらいだ。
『いつもありがとうございます。では俺は亜衣と優希のとこにいきます。』
「ええ、早く桐島さん、目覚めるといいわね。」
『はい…では失礼します。』
神田さんと俺は同時に頭を下げ、神田さんは仕事に戻り、俺は優希の元へ。
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