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俺は亜衣が座っていた椅子に座り優希そっと優希の手を握る。
『優希…俺達の子供…亜衣は、もう七歳だ。
亜衣も俺も優希が目覚めるのをずっと待ってる…
早く目を開けて…
昔みたく優雅って呼んでくれ…』
優希に話しかけても、やはり機械の音のみが病室に響き渡るだけだった…。
優希が目が覚めたら…
離婚届けを出してもらい
正式な妻にしたい。そして…
優希を…ただ人形の様に扱ったアイツ…
一生許せないだろぅ。
優希を…
植物人間にした……
俺の実の兄を……
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