記憶喪失…

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    『大きな怪我がなさそうでよかったよ』           テーブルの向かいでミキが優しく微笑んでいる。           悪い人とは思えない。           何もわからない今の状況では、唯一頼れるのは彼しかいない。           しかし、この人が自分の恋人とはまだ実感できなかった。           _
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