記憶喪失…

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      どっと不安が押し寄せてきた。           名前が出てこない。           自分のことがわからないなんて、           そんなことあるはずないのに。           『嘘…。僕、僕は……。わからない。どうして!?』           ベッドの上に起き上がり、頭を抱える。           わけのわからない恐怖で体が震えた。           _
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