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北朝鮮の日本攻撃用ミサイルは、最大射程が1200キロと言われるノドンである。
車両搭載の移動式ミサイルである。
昨年発射されたテポドン1型の射程は2000キロと言われるから、沖縄を除いて日本は無関係である。
大は小を兼ねると、テポドン1型で日本のどこでも攻撃できると誤解している人が多いが、距離の調整は最大でも7割位にまでしか短縮できないから、テポドンを撃てば太平洋へ落ちてしまうのだ(中川八洋教授)。
金正日が、韓国へ奇襲攻撃すると同時に、東京へまず別の基地から通常弾頭のノドンを発射して、
「日米両国は朝鮮革命に介入するな。
もし在日米軍や米国本土等の米軍を出動させたら、次は核ミサイルを東京と米国に撃ち込む!」
と恫喝したとしよう。
通常ミサイルをまず撃つのは、もし核ミサイルを先に撃てば、米軍が自動的に核兵器で大量報復してくる可能性が極めて大きいからである。
そして米軍の増援を阻止するための政治的駆け引きをする機会がなくなってしまうからである。
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