あらすじ

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コズミック・イラ70… 農作業用コロニー「ユニウスセブン」による地球連合軍の核攻撃…通称「血のバレンタイン」を機に開戦した地球・プラント間の戦争は、一年続いた今、混濁の時を迎えていた。 果てない戦乱に両軍は共に疲弊し、ついに全面戦争になるかと思われた……だが、戦争は連合の休戦申し立てにより唐突に終幕を迎える事となる。 最も危惧されていた停戦調停当日の混乱も特に大きなものではなく、両国全ての人々は残された戦争の爪痕と向き合いながらも、再び訪れた平穏の日々に歓喜したのだった。 この戦争でプラント側はユニウスセブンを初めとする数々の資源衛星コロニーを破壊され、連合軍側は戦火で荒廃したアフリカ北部などの被戦地の救済と、入力した命令を忘れ野生化し自立行動をする小型化機動兵器群「ミニチュアライズ」の対応に追われる事となった……。
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