恋の始まり

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「梅本―!!もうすぐ席替だな?次は俺の後にクジ引け!!俺がマドンナのガードマンになる!!」 変な気合いを入れてる内野に少し歯がゆさを感じた。 その日の帰り道―。 「梅本君?どしたの?今日は内野と一緒じゃないの?」 マドンナが声をかけてきた。 「あ…うん。今日内野は塾なんだってよ!?」 本当は内野が塾だって事を理由に,マドンナの通学路を歩いていたのだ。 「梅本君って好きな人いるの?」 唐突な質問に戸惑った。 「えっと…好きな人いる…よ?でも片想いなんだ。」 マドンナは少し考えて聞いてきた。 「梅本君。アタシがもし,梅本君にガードマンになって欲しいって言ったら,好きな人がいても守ってくれたりしない?」 「…」 「…じょ…冗談だょ!?ごめんね。また明日!!」 マドンナからガードマンを申し込むとは何かあったのか!?
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