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後で述べるように、「不平等」こそが人間の社会の自然な秩序であり、正しい絶対的な秩序なのである。
左翼とは、たとえて言えば正反対の、「平等」と書いてある誤った入口の方に入ってしまった者たちである。
しかも、沈思黙考して「平等」の正しさを論証した上で入ったのではない。
「平等=善、正義」「不平等=悪、不正義」のスローガンの反復と、集団の感染力による無批判的な受容、すなわち洗脳によってである。
出発点における、価値観の土台における洗脳であるために、左翼はまったく誤りに気付くことができない。
だから左翼は、不平等な経済システムである資本主義と、それを維持する不平等社会の現日本国家(体制)を、打倒すべき敵と規定し、平等社会(=社会主義社会)の建設を目標にして戦っているわけである。
そして左翼は今日では、「社会主義」や「社会主義革命」という言葉は伏せ、「平等」をキーワードにして戦っているのである。
左翼とは、日本国家と日本国民の敵、内なる侵略勢力なのである。
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