存在

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「存在」という言葉。それはこの世にあるという意味に捉えられる。 存在するものには二通りあり、「目に見えるもの」と「目に見えないもの」に分けられる。 「目に見えないもの」の例として、私は「戸籍」を挙げるとしよう。 「戸籍」は常に法律に守られ、他者が勝手に消せないようになっている。 と、私はそう思っていた。 あの日の事故に遭うまでは―――――
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