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わ、わけわかんないけど、とりあえず頷いて榛原くんと手を繋いで障害物コーナーへと急いだ。
さっきも確か渡った平均台を、両手を広げながらバランスとって端から端へとスムーズに渡り、網の中をくぐり、よく見ると所々にボタンがあるけど、無視して這いつくばって進み潜り抜けた。
5段、8段、10段の跳び箱があって、榛原くんは10段を、私は5段を飛び越えると、8段跳び箱を超えた先に水を引いたゴムのプールが見えて、私はブルッと身震いをした。
跳び箱の次は、小石が敷かれた一面を走り抜ける。
けど、
「い、痛い痛い!!」
と小石を踏みながら痛くて悲鳴を上げてしまう。榛原くんは私に振り向いて手を差し伸べると、私はまたドキッとして榛原くんを見つめた。
「な、なに!?」
「いいから!早く!藤澤さんが後ろについてきてるよ!」
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