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「何だと?」
「どうだい、私と手を組まないかね?」
沈黙が走る。
(くっ・・コイツと手を組んでいいものか?)
「ムスカ・・ひとつ聞こう。何の為にここへ!?」
「人々を恐怖と混乱に陥れるためさ。さあ、私と手を組むかね?」
「させてたまるか!!」
海馬は、ムスカに向かってパンチをした。
だが、ムスカはテレポートでパンチをかわした。
(はっ・・速い!)
ムスカは素早く海馬の背後に回り、波動拳を放った。「へぐっ!!」
海馬は吹っ飛ばされ、壁に激突した。
「ハハハ、私と戦うつもりか!?」
「くっ・・こうなったら・・青眼!!」
海馬は立ち上がり、青眼の白龍を召喚した。
「そのモンスターで私と勝負するかね?」
「バーストストリーム!」
ムスカはすかさずバリアを作り、バーストストリームを跳ね返した。
「くっ・・」
海馬はリフレクターでバーストストリームを弾く。
「そんなモンスターでは私に勝てないよ」
ムスカは目を光らせ、一撃で青眼の白龍を粉砕した。「青眼!!」
海馬はムスカの闇の魔力を目の前で実感した。海馬の手はぶるぶる震えていた。
「モンスターに触れずとも倒せるだと!?」
「これでも、私に歯向かうのかね?」
「くっ・・」
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