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ひとしきり 話してた雀は
あっ！帰らなくちゃ！
いきなり 言うと
バタバタと 飛んで行った
そして すぐに 戻ってきて
隠れてなきゃ ダメだよ
なんたって 君は
目立つんだから
雀が 行ってしまうと
なんだか 急に 寂しく
なった小鳥は 辺りを
見回した
青空は 茜色に 変わり
少しばかり 寒かった
お腹 空いたな
小鳥は いつも 餌を
もらっていた
自分で 探す事など
考えることも出来なかった
ビルの陰に 身を隠し
眠ろうとした
夜更けに 雨が降り出した
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