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がたんっ
電車が止まるたびに揺れる。怖い…
『うぅう…』
ぎゅうう
『せ、先輩、くっつきすぎですよっ』
『だ、だってぇ…怖いんだもん(泣)』
ぎゅぎゅぎゅう~
『しょうがないなあ…先輩なのに年下の彼女みたいですね(笑)』
『わたしから見たらしょうは年上の彼氏みたいだよっ』
『もう…先輩今日ヤバいっ//こっちみないでください』ボソ
『は?なんか言ったあ~?』
『な、なんも言ってませんよっ気にしないでください』
あ、もうそろそろ着く。
離れたくないなあ…
『あ、もう着くよ。しょうありがとう…』
ちらりとしょうを見ると、
『先輩が離れたら連れてきた意味ないですもん!当たり前ですっ』
と笑顔で言ったんだ。
気が狂うよ。
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