敵戦闘艦を調査せよ

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ここエゾ共和国が日本から独立して25年。 連邦政府に組みしてから25年である。 共和国統括の軍事力は持たず、連邦軍を駐屯させる事により防衛費を削減している。 「…何だ?あの黒煙は…」 対MSの近接戦闘訓練中の事であった。 「第7偵察連隊703小隊、第7MS連隊201小隊、203小隊、第11飛行隊501…」 駐屯地内に放送がこだまする。 「ギル!出動だ。ハンガーからGM-SRを出してトレーラーに積み込め」 ギルと呼ばれた青年はトレーニング用のGMから降り、ハンガーへと駆け出した。 「…ジオンのHLVか? 煙りが出てたんだから墜落炎上してんじゃないの?」 雑念がよぎる頭の中を整理し、愛機を立ち上げるのであった。
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