大東亜戦争

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近衛ら日本の共産主義者はスターリン、毛沢東と謀って、天皇制社会主義勢力の反米英蘭仏、反蒋介石と「東亜共同体建設・大東亜共栄圏建設」の国家目標(この「東亜新秩序建設」「東亜共同体建設」「大東亜新秩序建設」「大東亜共栄圏建設」のスローガン自体も、隠れ共産主義者の近衛文麿の内閣によってつくられたものであるのだが)を利用しつつ、自らの戦略目標の実現を追求していった。 ソ連、日本、中国の共産主義者は、アジアから英米蘭仏ら自由主義国・資本主義国を撃退し、米英らが支援する自由主義・資本主義の蒋介石国民党政府を打倒して、中国を共産化し、東南アジア・南アジアを共産化ないしソ連の勢力圏とし、また日本を米英蒋介石との戦争で敗北寸前に追い込んで、ソ連軍を導入して終戦を実現し、ソ連占領下で日本を共産化する、という目標を立てたのである。 近衛ら共産主義勢力はそのために大東亜戦争(日中戦争と太平洋戦争)を推進していったのだった。 共産主義者は正体を偽装して首相周辺、陸軍、海軍、外務省や企画院などの政府、そしてマスコミ等に配置されていた。
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