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匠の励ましと、
工藤の努力に
怯えてばかりは
いられない。。。。
薫は、女将の顔となり、今夜の泊まり客を接遇す準備を始めた──
調理場。
板前達の
腕自慢で
活気づいた
嘗ての賑わいは
無い。。。。
静まり返った
室内は、
業務用の冷蔵庫の
モーター音、
送風ダクトの
換気音だけが、
寂しく響き
渡っていた──
決まった
時間帯に入る
匠からの
メールに癒やされ、
地上げ屋への
怯えもかなり
解消されている。
匠に相談してから、
あんなに頻繁だった
嫌がらせ、
妨害行為が
最近は
数日置きに
減っている。
「ありがとう、助...」
と、さっきのメールでも、感謝の気持ちを伝えた薫──
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