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だから、銀には正直驚いた。
こんなに必死になる担当医なんてみたことなかったから。
銀の瞳は、とても綺麗だった。ずっと見つめていると、吸い込まれてしまいそうなくらい。
僕は黙っていた。
大声をだしたせいで喉が焼けるように痛かったし、銀の顔から視線を離せなかったから。
銀ははっとしたかのように口を手で抑えて、さっきよりずっとずっと小さな声で「ごめん」と呟き、病室をでた。
─────ぱたん。
ドアが完全に閉じたことを確認してから、喉に手をあてた。
熱はおさまってきているみたいでだんだん冷めてゆく。
僕は深いため息をついた。
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