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「はあっ、はあっ・・・」
一人の男が獲物を狙うライオンの如く走っていた。
そして、その「獲物」を視界に捉えた。
「やっと見つけたぜ。トゲ野郎。この俺がてめえのトゲを今すぐ使えねえようにしてやる。」
男は視界内にある怪物に向かって言った。
その言葉が耳に障ったのか、怪物は男に目掛けて襲ってきた。
男も臨戦態勢に入る。
怪物の突進を避けるや否や、懐から小さな丸い物体を取り出し、投げつけた。
物体は、怪物に当たると同時に大爆発を起こした。
「へっ。」
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