二人と赤

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  コジは不安でしかたなかった… やっぱり、あの時ついて行っとけば良かったと… その頃、 買い出しに出かけた2人は… 桃「狂平くんが自分から買い出しに行くなんて珍しいね!みんなも驚いてたけど僕もビックリしちゃったよ(笑)」 狂「……った、から…。」 桃「え?なに?」 狂「桃と2人きりになりたかったから…。」 狂平は小声でそう言ったのを、桃はしっかりと聞き取った。 桃「え…っ」 狂「昨日もコジの家に泊まったんだろ?」 桃「…う…ぅん…」 狂「何もされてないわけないよな……やっぱり…っ!!」 桃「そ、それは……っ!」 狂「…分かってるよ」 桃「……」 狂「俺さ…桃のこと好きだよ…」 桃「!!」 桃は中野腐男子学園に入学して 友達がいなかった桃に初めて、 でき1番の親友だと思っていた狂平の告白に驚いて返す 言葉が見つからなかった。 狂「でも桃にはコジがいるって知ってるよ…、でも俺… 諦めないから…桃を想う気持ちは誰にも負けないし、 絶対に振り向かせてやるから。」 狂平の熱い想いが、 桃に伝わっていた。
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