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…新学期月曜日の朝
ある人には今日から学校が始まるー!嬉しい!っていう日で。
またある人にはまた今日から勉強?だりーぞバカヤローっていう日だ。
俺は間違いなく後者なわけだが…
すいません親不孝で…
まぁ、そんな甘い考えを持った俺は起きているにも関わらず布団の中で、もぞもぞもぞもぞ…
だがもちろん幸せな時間は長く続かん。
俺の体に鬼の手刀がぶちこまれる。
?「いつまでも寝てないでさっさと起きろこのあほんだらー!」
俺「痛ってー!おい!脇腹に手刀は死ねるぞコノヤロー!」
俺がそう言うと、鬼は調理したばかりの熱々フライパンを俺の人差し指に近付け…
?「朝ご飯出来てますよ?あ・な・た?」
俺「あっちー!」
指を冷やすためにリビングに走る俺。
それを見てニヤニヤする鬼。
これがいつもの朝なわけだ。
俺「おい、火傷は後に響くから勘弁してくれ。」
目玉焼きを切るナイフを少し振って注意する。
?「後に響かなかったら良いんだ!了ー解!んふふ~♪」
目玉焼きを口に含みながら笑ってるよ。
俺は注意してんだよ?
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