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灰「……おおぅ危ねぇ。寝かけてた。」
どこの校長も催眠術が使えるんだからすごいよな。
それから…
秤「……スゥ…スゥ…」
二列に出席番号順で並んだら俺の隣が秤だったっていうのもすごいよな。
こればっかりは秤も予想外だったらしい。
奇跡じゃねぇ。呪いだ呪い。
校長
「ということで!1年生は中学校とは違い、高校生だという自覚を持って生活し!2年生は真ん中の年でダルイ年になるかと思うが気を抜かずに!3年生は自分の進路を間近にして緊張もあるかと思うが!臆せず突き進んでもらいたい!以上で話を終わる!」
うぜぇ…
俺言ってやったぜ!みたいな満足そうな顔してる校長うずぅぇ…
大体さ、いま高校生活を送ってる俺たちが一番分かってることを改めて言われても眠いだけだってーの。
秤「…ん…終わった?」
灰「まだ。今から新任の先生の発表だ。」
秤「そぅ…じゃあ肩貸してね…」
とか言ってまた寝だす。
俺も寝たいのだが肩を貸してるので寝れない。
回りが睨んでくるのは無視だ。
あいつらはじゃがいもじゃがいも。
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