千本ノック

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アーレイベルグの外れに、小さな空き地がある。 次の日早朝、ミラはそこにペット達を集めていた。 ミラ「よし、みんな特訓だ!」 そういって、ミラはランタンをぶんぶん振り回す。 ドラパピ「それがバットか・・・」 狸「でも、球は?」 ミラは手招きをしてこういった。 ミラ「ワタゲちょっと来なさい」 綿「いやな予感・・・」 カキーン!! 綿「わーん、やっぱり~(T_T)」 狐「よし、セカン!!」 猫「ファースト!!」 ヤコ、ワイルドキャット、ビートラクーンと綺麗にワタゲが渡っていく。 ミラ「三人ともナイス!!これでショート、セカンドは決まりだね~。次は外野!!!」 カキーン!!! 綿「ちょ、痛い!熱い!!」 犬「おっとと(汗」 ミラ「ちょっと、レフトなにやってるの!もう一球!!」 カキーン!!! 綿「いつまで続くんだ~(ノ_・。)」 こうして、一同は夕方まで練習した。 みんな泥まみれで真っ黒だったが、満足そうだった。 ただ、なぜか一人だけは、真っ黒コゲで不満そうだったが・・・
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