雨乞いの儀式

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綿「うう・・・ひどい目にあった・・・」 ワタゲは火傷を治すため、ペット病院に来ていた。 ヴィ「終わり」 看護婦のヴィーラが彼の手当をする。 綿「ケガはどうでしたか?」 ヴィ「もう一度同じケガをしたら、疲労度が100%になって死ぬ」 ヴィーラがぼそぼそと答える。 綿「うう、試合は明日なのに・・・」 監督のミラによると、ちょうど近く野球大会があり、エントリーも完了したんだそうな。 それが明日・・・ 綿「明日雨降らないかな・・・」 するとヴィーラが・・・ ヴィ「私の力を使えば降らせられなくはない」 綿「そうなの!?」 ヴィ「ただし推奨はできない」 綿「なんで?」 ヴィ「局所的な環境情報の改竄は惑星の生態系に後遺症を発生させる可能性がある・・・」 綿「後遺症ってどのくらい後?」 ヴィ「数百年から一万年」 しかし、選択の予知はなかった・・・ 綿「よろしくお願いします」
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