3878人が本棚に入れています
本棚に追加
「ぴー!ぴー!」
「あぁ…いいよ莉王…もっと困った表情見せてぇ…」
莉王は、やーん、と涙目で優樹を押す
それを見て優樹は快感を感じているという、変態思考に走っている
「ふふふ…ほら、もっとぐいぐいしないとちゅーしちゃうよ…」
「ぴー!」
「たまんないっス!」
ぐおぉ、と優樹が悶えていると、花に羽交い締めにされました
「え?あ、ちょ、花ねえ…放し…」
けっこう力強く抵抗する優樹をこれ以上拘束するのは難しいと判断した花は、あんまり使いたくなかった奥の手、ミストナ…ううっん、を使おうとしていた
「…優樹ちゃん」
名を呼ばれ、一瞬動きが止まる
ついに
奥の手が
「…ひんぬー」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
優樹の精神に致命傷のダメージ!
花の良心に致命傷のダメージ!
莉王の好奇心がアップ!
「お姉ちゃん」
莉王は発狂している優樹の剥き出しのお腹をつんつんする
しかし、優樹は反応ない
仕方なく、一方的に質問することにした
「ひんぬーってなに?」
「うぁ…消える…消える…消えるのかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
某運命の物語第二章のラスボスのように散っていく優樹(いや散りゃしないんだけど)
優樹が散ってしまった(いやだから散りゃしないって)ので、莉王は花を振り返る
「花お姉ちゃん、ひんぬーってなに?」
「えっ!?」
とまあ、急にそんなこと振られたらそうなるわな
「ん…えっと…ステータス…ううん、ぺったんこ」
適切な表現ありがとうございました
最初のコメントを投稿しよう!